2009年5月16日 (土)

神戸でインフルエンザと森博嗣著「虚空の逆マトリクス」

いやあ、びっくりしました。神戸で渡航歴の無い高校生が新型インフルエンザに感染したとのニュース。昨晩発表されてましたが、PCRの結果からも間違いないようですね。小中高に1週間の休校通達がでましたので、なかなか大変ですね。
 この前私も電車内で学会かなんかで来日している大量の外人さんと遭遇しましたので、そういうところから感染したのかもしれません。
 東灘、灘、芦屋のあたりなので、私の居住地区あたりだなぁ。子供が感染しなきゃいいけど。

 今日はレッズ対ガンバの試合もある。パスサッカーに変身した浦和がJでのパスサッカーのトップであるガンバとどういう試合をするか、が楽しみ。民主党の選挙のためにBS2に移動してしまったので家に帰って見なければ。

 で、先程森博嗣氏の「虚空の逆マトリクス」を読了。
小説誌に掲載された短編を集めた短編集。
「トロイの木馬」:近未来のバーチャルリアリティが発達した世界の話。こういう最後は森さんにしか書けないだろうなぁ。
「赤いドレスのメアリィ」:バス停で真っ赤なドレスを着てじっと佇むメアリィと呼ばれる老婦人。何故彼女がそこに座っているのか誰も知らない。赴任早々彼女に興味をもった私の前に彼女の過去を知る一人の老人が現れて...森さんのもつセンチメンタリズムあふれる小品。
「不良探偵」:すこしおつむの弱いいとこのシンちゃん。小説家になった僕はシンちゃんの本名を探偵の名前につけてあげた。シンちゃんは一所懸命探偵役を果たす。純粋さが産む悲劇。
「話好きのタクシードライバ」:誰もが困るんだなぁ。
「ゲームの国」:これはメフィストで既読。回文がすごい。
「探偵の孤影」:姉を捜して欲しい、との依頼を受けた探偵。近くのビルの一室で白骨化した死体を見つけるが...これは一見森さんの作風とは違う気がする。誰に近いだろう。ちょっと変わった雰囲気。
「いつ入れ替わった?」:これも初出のメフィストで既読。S&Mシリーズ。思わせぶりな最後である。

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2009年1月17日 (土)

震災とセンター試験の思い出&買った本

今日は、阪神淡路大震災の日。当時私は山形にいた。朝早く目覚めてテレビを見ていたと思う。そこに地震速報が流れた。最初の一報では規模がよくわからなかったが、時間とともにものすごい大地震であるらしい、ということが伝えられはじめた。心配しつつも、仕事場に行き、そこでテレビを見たら、何度か遊びに行った神戸の街の様子が映し出され、倒れた高速道路、炎上する建物、ぐちゃぐちゃになった建物などを呆然と見ていたのを思い出す。大阪南部に住む実家の両親に電話するも当然繋がらず、ニュースで大阪の南はたいしたことがない、ということで少しは安心していたが、その後も淡路島や神戸、芦屋、西宮の信じられないような光景が次々と映し出されて、本当にとんでもない規模の地震であったのだとわかった。縁があって、今神戸に住んでいる。今住んでいるあたりもかなりひどい被害を受けたときく。あれから14年、いろいろな想いを抱えている人がまだまだ沢山おられる。

 で、今日はセンター試験の日でもある。私が受けた当時は共通一次試験と呼ばれていて、5教科7科目であった(今の受験生は楽しとるなぁ)。浪人したので2度受けたが、忘れもしない思い出がある。もう失敗は許されない2度目の受験のとき。当時英語を得意としており、模試などでも制限時間の半分以内ですべてとき終わっていたのであるが、本番も快調に問題を解き、半分もかからず終わってぼーっとしていた。残り5分となったところで、一応見直すか、と思ってマークシートを眺めたところ...最後の問題の番号とマーク位置がずれているではないか!!余裕をかましていたのが一気に冷や汗。それまで一度もそんなミスをしたことがなかったのもあって、油断していたのだ。解答用紙と問題を必死で見比べてずれたところを探していく。もし、一番最初の方だったら絶対に間に合わない。祈るような気持ちで探していったところ、後ろから1/3くらいのところでずれていることを発見。必死で消しゴムで消し、あわてて正しい答えを塗り捲った。なんとか時間までに間に合ったがほんとに死ぬかと思った。そのおかげもあって、無事志望大学に入学できたのであるが、もし間に合っていなかったら。また、違った人生を歩んでいたことであろう。受験生の皆さん、くれぐれも慎重に。

 4時ごろまで仕事をして、メトロ書店に寄って本を買って帰宅。戸塚啓著「マリーシア」、毎日新聞科学環境部「迫るアジア どうする日本の研究者 理系白書3」、平山夢明著「独白するユニバーサル横メルカトル」、二階堂黎人・黒田研二著「永遠の館の殺人」。
 現在800ページ超の東野圭吾著「白夜行」を読んでいる。長い間の積読本であったが、実に面白い。やっぱり巧いなぁ。

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